TSU・NA・GI

●“relation”〜本会スタッフのリレーエッセイ〜 7

 僕は、関学学習指導会時代から数えると、約2年間BHと関わってきた。その中で、理事を務めたり、スキーキャンプの総責任をしたりと、色々な経験をしてきた。
 ちびっこスキーツアー99の総責任になると自分が決めたときのことは、今でも鮮明に覚えている。ちびっこサマーキャンプ98の反省会が終わったときのこと。当時関学学習指導会理事長であった森山さんと北川さんとでモスバーガーにいった。そこで、その年の冬にスキーツアーがあるということを教えてもらった。そして、そのイベントの実行総責任をやってみないかとう誘いを受けた。僕は悩むことなく「やります」と二つ返事で答えた。そこで、実行副責任を決めるため、当時実家の宮崎に帰省していた新開に電話した。「今度こんなスキーツアーがあんねんけど、おれと一緒にやらへん?おれが総責任やるから、副責任になってくれへん?」といきなり頼んだ。新開は「ええよ。」とあっさり答えた。これがきっかけとなって、関学学習指導会と深く関わっていくことになったのである。
 僕らは、ことの大きさを把握していなかったのかもしれない。一つの大きなイベントをすることのつらさや難しさを。でも、やると決めたのは「おもしろそう」とか「自分の成長につながる」と思えたからだ。何が起こるか分からないけど、とりあえずやってみる。この考え方が僕は好きだ。今、関学学習指導会、ブレーンヒューマニティーと深く関わって、様々な経験が出来ているのも、その時の決 断が大きく関係していると思う。自分の直感もなかなか正しいもんやなあ、と思った。
 最後にリレーのたすきを渡します。次は沖田亜美くんにお願いします。

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー
常務理事
瀧本 康平

TSU・NA・GI第2巻第3号(2000/6/20発行)より