TSU・NA・GI

●夏のキャンプ、着々準備進行中

 この夏、レクリエーション事業部では2つのキャンプを行います。総勢80名のスタッフが、日夜準備を進めています。今回は両キャンプの責任者から準備の状況やキャンプに向けた思いなどを聞きました。

バクハツ夏キャンプ2000
 千刈キャンプ当日まで、残りわずかになってきた。子供の数は大丈夫か、各企画はうまく進んでいるのか、他に悩み事を抱えている人たちはいるのか、総責任者としては悩みの種が尽きない。そんな不安を9日の全体ミーティングで吹き飛ばすことができた。
 9日、沖田がつれてきた佛教大の人たちも含めた、総勢50名に近い人たちが集まり、お互いがお互いのことを知ることができ、これからの企画をどのように進めていくのか、リーダーは誰がするのか等を話し合った。あの空気を感じる限り、確かに今の段階では少し難しい状態にあるのかもしれない。だが、みんなのやる気はそれ以上の雰囲気をだし、キャンプに向けて良い方向に向いていっているのではないだろうか。
 このキャンプのスタートはかなり遅く、これで間に合うのかという声も聞こえてきた。現段階で児童の数も定員を満たしていない。ただ、今参加してくれている学生スタッフを見る限り、このキャンプに私は何の不安も感じなくなった。みんなの熱意が、きっと成功に導く導火線となることを信じてやまない。
(バクハツ夏キャンプ2000実行総責任 安西 陽太)

丹波サマーキャンプ2000
 このTSU・NA・GIがみなさんの手に渡る頃には丹波キャンプまで40日くらいになっています。キャンプの準備をするに当たってだんだんと子供たちに何を感じてほしいかが明確になってきました。
 今の社会では「自由」と「わがまま」がごちゃ混ぜになっているように思います。何でも自分の思い道理になるのは「自由」ではありません。自由とは限られた「枠」の中で自ら選択し実行することです。その「枠」とは今回でしたら安全面や班行動などになるのでしょう。その「枠」の中で子供たちは試行錯誤し自分たちで遊びや自然と親しんでゆくことでしょう。時には危険な行為とみられリーダに止められるかもしれません。班の中のお友達とやりたいことが合わず、したいことができないかもしれません。ただし、ちゃんとできないことがあるなら理由を子供に伝えるつもりです。そんな中で子供たちには本当の自由とは何かを感じ取ってほしいのです。
 今、僕たち丹波キャンプのスタッフは一生懸命、子供たちの自由をサポートできるように「枠」を作っています。是非、参加する子供たち一人一人が、それぞれキャンプでしたいことを考えてきて下さい!!みんなで楽しみましょう!
(丹波キャンプ実行総責任 石田 太介)