背番号18

 

寂しいもので、この時期になると毎年引退を決意する選手が出てきます。

 

そうです、またプロ野球の話です。

 

今年は、松坂大輔が全盛期ほどではないものの、活躍しました。

しかしにその松坂と同い年の、いわゆる松坂世代のメンバーの引退発表もたくさんありました。

 

昨年まで僕の愛するジャイアンツに所属し、今年からはプロに復帰するためにBCリーグの栃木のチームに加入していた村田修一選手とソフトバンクから移籍してきて、そこからずっとジャイアンツに在籍している杉内俊哉選手も今年引退を決めた松坂世代のメンバーです。

 

両選手とも長年主力でバリバリ活躍していたので、引退となると本当に悲しいです。

 

ただ、引退を決意するにあたって、本人の信念があったようで、特に杉内選手の信念はとてもかっこいいものだったので、紹介したいと思います。

 

こちらがその時の会見や、会見の裏舞台をまとめた動画です。

気になる方はぜひ!

 

https://youtu.be/z2qwR3YKpw0

 

 

杉内選手は引退会見で、引退の理由として「心から後輩を応援するようになったというか・・・勝負師として違うかなというのを感じました」と語りました。

 

股関節を手術してから、3軍でリハビリの日々を過ごしていた杉内選手にとって、同じ1軍を目指す後輩は生活をかけたライバルです。

 

そんなライバルである後輩に自分自身の技術を教えてあげることで後輩が1軍にあがると、もちろん1軍の枠は減ってしまいます。

 

年俸も下がります。

 

リハビリという、ただでさえ人より不利な状況です。

 

それでも心から後輩を応援した杉内選手は本当にかっこいい。

 

家族、自身の野球への思い、チームのこと、いろんなことを考え抜いて答えを出したんだと思います。

 

本当に素敵な選手です。

 

その決意を応援し、また解説やコーチや監督としてプロ野球界に帰ってくることを願います。

 

ぼくも最近後輩、特に1回生と接する機会が増えてきたので、そんな風に支えられるよう頑張りたいと思ったこの頃でした。

 

御船