勧誘をしよう  

 最近は全然やってないので、知らない人も多いと思うが、
学生時代は、事業部勧誘や本部勧誘が得意だった。
自分としても、結構好きで楽しんでやっていたし、
事業部員や本部役員の8〜9割は1人で集めてたんじゃないかと思う。

 

当時は、詐欺師だと言われたりもしていたが、多少誇張することはあっても、断じて嘘も隠し事もしていない(と私は思っている)

 

今日は私の勧誘方法を少しお話してみたいと思います。

 

さて、「勧誘」は、勧めて、誘う、こと。
私としては、「勧められるぞ!」と自信を持てないと、思い切って誘えない。

 

だからまずは、
「勧められる!」という確信を持つための作業から始まります。

 

①勧誘したい事柄の良い点と悪い点を整理する
②勧誘したい相手の、興味関心、性格、状況、課題などを知る

 

少なくともこの2つは必要最低限だと思っている。

 

だから勧誘は、相手の話を聞くことから始まる。
というか、終始、相手の話を聞く結果となってしまう。

 

話を聞いてみると、
 ・その人を引き入れるメリットの大小が見えてくる。
・同時に、その人にとって良い点だと思えること、悪い点だと思えることも見えてくるはず。

 

悪い点には解消方法がある場合や、良い点が悪い点を上回るという確信が持てる場合は、まず間違いなく勧誘成功だ。

 

良い点と悪い点が同じくらいある、もしくは悪い点の方が少し上回っているかもしれないと思えば、勧誘したい事象を相手の選択肢に入れるとこからスタートする。

 

お互いにとってメリットがないと判断した場合、勧誘は中止だ。

 

そこまで分かれば、次は
③②に合わせて、その人にとっての、メリットとデメリットを説明する

 

そして、最後に、
④一緒にやりたい理由を伝える

 

これで勧誘は成功です。
私が考える勧誘の成功は、相手に「yes」と言わせることではない。
大事なのは、相手に「やって良かった」と言わせることだと思う。

 

自分の勧誘の結果、数ヶ月後の相手がどうなっているのか、
どこまで想像できるかが勝負な気がします。

 

さて、みなさんは何のために、どんな風に勧誘している?自分たちの勧誘の仕方、少し振り返って検討する機会があっても良いかもねと思う、今日この頃です。

 

 当たり前のことを当たり前のようにやれば、今の状況はもっとずっと楽しくなるはず。

 

こまい