忙しいはただの言い訳
僕が社会人になったときに読んだ本の中でこんな言葉があった。
「上司は仕事の仕入れ先。どんどん仕入れてさばけるようになれ」
「すいません、いま忙しいです」なんて言葉は自分の能力をストップさせてしまうという。
もちろんキャパオーバーになって、出きれないってことになればあまり意味がないが、
先輩や上司からの仕事はできるだけ断らないようにしてきたつもりだ。
これは特に仕事だけにあてはまるものではないと思う。
僕の感覚では世の中で一番忙しいのは学生時代だと思っている。
自分の学生時代も
大学に行って、アルバイトをして、ボランティアもして、
家のこともしないといけないし、奨学金とか就職関係のやらないといけないこともあった、
車校で免許もとらないといけなかったし、サークルでは会長だったので週2回まじめに勉強もしていた。
教職課程も履修していたので6限や7限まで残って授業を聞いていることもあった。
でも、友達や先輩からの誘いは断らないようにしていた。
たとえ夜中に作業をすることになっても、自分のやりたいと思ったこと(やならいといけないこと)はやろうと決めて取り組んだ4年間だった。
統計はとってないが、家で家族と夜ごはんを食べたのは4年間で5回程度だと思う。(単純に家のご飯が嫌いという理由も大きいが)
だからこそ1つ1つの生産性は上げれるように心がけたし、
遊ぶときは時間を忘れて遊んだ!
今日たまたま学生がMTGをしていた。いつも忙しいと言っている。
でも、そのMTGはスケジュールを決めるのに何分もかかり、
トータルでも2時間近く行われていた。
もちろん話をする時間はとても大切であると思うし、
あーだこーだ言って楽しくわいわいするのもいいのだろと思う。
ただ、ぐっと集中してやる時間なども必要だと思う。
学生にとって大事にしないといけないのは時間だ。
4年間というモラトリアムの時間はあっという間にすぎる。
1分1秒も無駄なく過ごしてほしい。特にBHの学生にはそういう力を身に着けて社会に出てほしいと思う。
(片岡)