環境は成長の機会
コロナウイルスが経済に与える影響が大きいらしく、2021年度卒や2020年度卒の学生のみならず、入社を間近に控えた2019年度卒の学生にこのタイミングでの内定取消を言い渡す企業もあるようですね。
今後の就活の先行きもなかなか読めない時代に入っていきそうです。
常日頃から、AIにとってかわられないとか、グローバルに活躍できるとか、単純作業ではなく、クリエイティブな発想・アイディアなど、今までと同じことをしていても、ロボットやAIにとって代わられる時代が来るなどという言葉を浴びせられながら育った大学生たちは、なんとなく「成長」したほうがよさそう、しないといけない。みたいな意識があるように見えます。
一方で、「成長」しないといけない、したほうがいいとは思っているものの、成長の先に見据える(目標)を持っていないことが多いため、「しんどそう」「大変そう」みたいなことが見えると、心が折れてしまうことも少なくないようです。
ただ、「成長」はいつの時代も「自助努力×環境」であると思います。
時代が進み、いろんな媒体から情報が手に入りやすくはなっていき、便利にもなり、成長する「環境」は本当に恵まれています。
でも、文字通り「成長」とは掛け算なので、自助努力がなければ一向に成長は得られません。
成長は待っていても来ないし、突然誰かがやってきて、成長の魔法をかけてくれるわけではないので、これだけは自分で頑張る他ないのです。
その第一歩として、自分はなぜ「成長」をしたいのか、成長の先にはどんな「目的」があるのか。
就活生はもう一歩踏み込んで、
・「なぜその仕事をしたいのか?」という職業観
・「なぜ働くのか?」という労働観
みたいなことを考えると、自分はなぜ成長したいのかが見えてきて、
成長に向けた「自助努力」がしやすくなるかもしれませんね。
(ふくい)