【取組みのご紹介】オンライン学習会の取り組みについて

外出自粛が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

当法人も新型コロナウイルスの影響で対面型の学習教室や
野外活動や海外プログラム等多くのプログラムの実施を見送ってきました。

子どもたちも休校期間が続く中、学習機会等の減少や家族以外との
関わりの減少など、取り巻く環境に大きな変化があります。

また、私たちが関わっている子どもたちの中には、
様々な困難な状況下におかれている子どもたちもおり、
そのような家庭においては、今回の休講等でさらに格差が広がる可能性があります。

今までのブレーンヒューマニティーで実施してきたプログラム内容では、
子どもたちに多様な機会を提供することが難しくなってきました。

しかし、少しでも子どもたちの「あたりまえ」を取り戻せるように、
今ある制約条件の中で、できるだけ今まで通りの関わりを持つために、
4月22日よりオンライン授業という形式で困難な状況におかれている
子どもたちの勉強のお手伝いをを再開いたしました。

現在は神戸市内のみでの実施となっておりますが、柔軟に今の状況に対応していき、
実際に会えた時には今までの関係性を継続し、思いっきり話せたらと思います。

オンライン授業の内容は、勉強のお手伝いはもちろん、子どもたちの話を聴くことにも
力を入れています。

今日お母さんとこなことしたよ
兄弟と喧嘩しちゃった
友達と電話でこんな話をした

いつもはなにげなく話していたことを、
今はパソコン越しに大学生ボランティアに話をしてくれています。

子どもたちの勉強だけではなく、気持ちにも寄り添えるよう
スタッフ一同尽力していければと思います。

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー
理事長 松 本  学

※写真はイメージです。