先輩

この間、「学生時代にBHに尊敬する先輩はいたか?」と聞かれた。

 

学生時代にも同じことを聞かれる場面が何度かあって

 

ある先輩の名前を伝えると、

 

「え?なんで?」「こまいが尊敬するのその人なの?」「先輩だと思ってないでしょ」
と多くの人に言われた。

 

 その先輩を尊敬することに、あまり共感を得られた記憶がないように思う。

 

確かに、その人の悪いところを挙げろと言われれば、すぐにいくつか思いつく。
自分が負けていないと思う部分だってもちろんある。

 

でもまあ、尊敬する先輩なことには変わりない。

 

ところで、今日は、ある打ち合わせをしてきたのですが、
前を歩く2人を見ていて、一緒に話をしていて、
「あ、この人達は先輩でもあるんだな」とふと思いました。
なんかよくわかんないけれど、なんとなく嬉しくなりました。

 

うまくは言えないけれど、
誰かが歩いた道の延長線上に自分が歩いているのは、
緊張感と誇らしさがあると思うのです。

 

その延長線上に歩く自分たちは、
今は歩きづらくて、見通しも悪い道かもしれないけれど、
数年後に振り返ったときに、あの道があってよかったなと、
そう思ってもらえるような道を造っていくことのできる集団であれればな
と思ったり思わなかったりする昼下がりでした。

こまい