「もう事務所に行ってもいないんですね。」
「もう事務所に行ってもいないんですね。」
前職を辞める時にそんなことを誰かに言われた気がする。
なんとなくそれがずっと頭のどこかに引っかかっていたりする。
いつ行ってもその人がいる場所
BHで学生と関わるときにそんなことを意識したりしている。
誰かにとっての特別な存在ではなく、日常的な存在でありたいと。
あの人はあそこに行けば会える。
そんな当たり前なことが重要なのだと思ったりする。
若者の居場所とは
大学生との関りとは
そういう難しい話が世の中でよく議論されている。
何事も言語化することは大切だなと思いながらふと考える。
自分が大学生の居場所として意識していることはなんだろうかと。
それは、やはりさっき書いた、自分がこの席に座っている日常ではないだろうか
誰かに影響を与えるとか
誰かの考え方を変えるとか
そんな大それたことではなく
この席に座っていて、がんばってそうなやつを応援する
それが私にとっての大学生との関わりなのかもしれない
そして、それは高校生でも中学生でも小学生でも変わらない
そこに行けばその人に会える
それはわざわざ会いにいくようなことではなく
気が向いたときに行って、そこにその人がいる
そんなことが大切で、そんな場所が居場所なんだろうなと思う。
ぼくは人見知りなので入ってきた人全員に話しかけることはない。
でも、その人でもチラ見して「あ、あの人またいる」と思ってもらえたらいいし、
卒業したOBとかOGにとってはあの少し懐かしい日常を思い出してもらえるように、
ここに座っていたいと思う。
それは、前職ではできなかった、それを西宮では続けていきたいと思う。
そんなことを思いながら誰もいない事務所で会計王と向き合う午前中でした。
松本