【活動のご報告】緊急企画オンライン対話 ~なぜ、いまミャンマーの人々が声をあげているのだろうか?~

先日、軍事クーデターが起きたミャンマーでの出来事について、緊急企画を開催しました。

『オンラインミャンマースタディ〜今、なぜミャンマーの人々は声をあげているのだろうか?〜』
実際に現地の様子を知る方にお話を伺い、参加者同士で議論を行うものです。

ニュースで知ることだけでなく現地の声を聞きたいと、日本全国から49名の高校生、大学生が参加してくれました。

プログラム前半は、現在に至るまでのミャンマーの政治的な経緯や、2月1日以降ミャンマーで起こった出来事について学びました。

また、実際に今、ミャンマーに住んでいらっしゃる日本人の方にもお越しいただき、現地の様子も教えていただきました。

デモやクーデターというなにか物騒な言葉の裏でミャンマーの人々が団結して互いを思いやり、優しさを持ちながら国のために闘っているという事実を知ることができました。

プログラム後半では、少人数のグループにわかれ、ディスカッションを行いました。
ミャンマーの人たちが守ろうとしている民主主義ってなんだろう?といった問いから、私たちが明日からできることは何だろう?という問いまで、各々が考えることを話し合いました。

多くの参加者が積極的に意見交換をし、違った視点の考えをお互いに知ることができる時間になったのではないかと思います。

また、イベント時間終了後にも参加者からの提案で引き続き議論を行うなど、ミャンマーについて真剣に考える参加者の姿が印象的でした。

遠い国で起こった出来事に対し、約50名の高校生、大学生が自分たちなりに向き合い、他人事として終わらせないという姿勢を見せてくれ、
新型コロナウイルスによりなかなか世界と繋がりが持ちにくい今においても、世界に目を向け関心を持つ事の大切さを感じることができました。