トークセッション「市民活動を考える―NPOのこれから―」開催される

 12月26日(日)、ピピアめふ(兵庫県宝塚市)においてトークセッション「市民活動を考える―NPOのこれから―」が開催された。主催は本会メンバーを中心とした、市民活動を考える会実行委員会(委員長:森山隆一)。民主党の市村浩一郎氏、自民党の阪上善秀氏、社民党の中川智子氏、共産党の前田えり子氏ら4人のパネラーを中心に、会場からの質問も加わり、白熱した議論が展開された。
 主な論点は、施行後2年目を迎える特定非営利活動促進法における認証制度の是非、税の優遇措置や補助金の必要性、日米のNPOの比較など。特に税の優遇措置や補助金に関しては「100%税金免除にして欲しいぐらい」、「国からの援助ばかりではなく、自力で寄付を集める努力も必要」、「現状では大蔵省が全ての実権を握っており、改革は困難」など様々な意見が集中。行政の対応の不十分さから、財政的に苦しむNPO団体の多さとその現状が垣間見られた。
参考記事(各記事からはブラウザの[戻る]ボタンで戻って下さい)
朝日新聞 衆院戦兵庫6区の立候補予定者、NPO巡り討議
4人、支援策を主張  関学大生ら宝塚で開く
読売新聞 NPO補助に論議集中
衆院6区候補予定者4人 宝塚で討論会
毎日新聞 NPO支援・・・・活発に討論
宝塚 市民や国会議員ら
神戸新聞 6区の国会議員参加  NPO活動で討議
宝塚  税制措置など課題に
【大藤 泰生】