活動記録 |
新青少年憲章フォーラム |
2月11日(金)、ラポルテホール(兵庫県芦屋市)において「兵庫県青少年憲章フォーラム」が開催された。主催は阪神青少年本部と関西学院総合政策学部の学生を中心とした実行委員会(委員長:三本松慎二)。尚、本会からは代表の能島を始めとする数名のボランティアスタッフが参加した。 フォーラムには、中学生、高校生、大学生、社会人と幅広い年齢の人々が総勢100人程集まった。憲章について、一人一人がより自分の意見を表現できるように、1グループ5〜6人に分かれグループリーダーを中心としたディスカッション方式で行われた。自己紹介、自分が憲章に入れたいことをそれぞれが考えた後、自分の意見をグループの中で発表しそれぞれの意見について議論した。最終的にはグループの中で5つの憲章の具体案を考えて、全体に発表した。 どのグループも、白熱した議論を展開しそれぞれに自信を持って発表できる憲章を創り出した。それぞれいろいろな表現の仕方があって、とてもおもしろかった。「〜しよう」という形のものもあれば、標語形式、ただ単語だけというもの、語りかけ口調、なぜか関西弁混じりの文体。子供に見やすいように、親しみがわくように、わかりやすいように。それぞれの想いがその憲章には込められている。例えば、「自分を愛し、他人を愛そう」「いのちはだいじ」「想像し、創造できる人になろう」などがある。一言で終わっているが、その中身はとても奥が深い。現代の青少年の問題を全ての参加メンバーが、考え抜いた結果だ。ここでできた憲章は、実際に憲章を創る新憲章制定県民会議に提出されてそこで内容を検討される。そして、3月15日の県民会議で正式に制定される。 |
(2000.2.23/ブレーンヒューマニティーレクリエーション事業部代表 吉田督史) |