活動記録 |
「不登校を考える集い」行われる 〜団士郎氏を囲んで白熱した議論〜 当会HEP(Home Education Project=不登校の子どもたちに対する訪問学習支援)の1周年・フリースクール開設記念として、3月20日、「不登校を考える集い」(宝塚NPOセンター共催)が宝塚市立女性センターで開催されました。 第1部として、家族療法トレーナーであり、京都の児童相談所などで25年間心理職として勤務されていた団士郎氏による講演があり、「変化」という言葉をキーワードどして、「不登校などでは因果関係で原因を突き詰めて考えていくのではなく、膠着してしまっている状況から脱することが必要。よって、悪い(原因の)人が変わらなければならない、という考え方ではなく、家族のうち誰かが少し変わってみることで全体の状況が変わり、膠着している問題から脱することが出来る」という趣旨のお話をいただきました。 また、第2部として、当会代表能島裕介、HEP事務局長石田太介、フリースクール代表倉谷明伸と、団氏によるトークセッションも行われ、当会の不登校の子どもたちに対する活動などについて意見交換と、参加者の方との質疑応答が交わされました。 (2000.3.20/ブレーンヒューマニティー事務局長 倉谷明伸) |