活動記録 |
わくわくスプリングキャンプ2000開催される! 3月24日(金)から26日(日)の2泊3日間、子ども48名・スタッフ32名総勢80名で、関西学院千刈キャンプにおいて、「わくわくスプリングキャンプ2000」を行いました。 キャンプ中何度か夕立にあいましたが、概ね晴天で、大自然の中気持ちよく三日間過ごす事ができました。また、誰一人大きな怪我もなく帰って来れた事をとても心喜ばしく思います。 今回のキャンプは24日の夕方から26日の夕方まで、丸三日間しかありませんでした。その様な短い期間の中で、子ども達に何か一つのことをと創り上げる喜びや楽しさ、苦しさを体験して欲しい。この思いから、2日間で子ども達にオリジナルな劇を創ってもらいました。 創っていく過程では、やはりどのグループも元々用意された物語を好きなように変えていける楽しさや、演技が思うようにいかない苦しさを体験したようでした。短い時間の中で道具を作り、セリフを覚え、劇を創っていく。子ども達にとっても、スタッフにとっても不安なことは一杯ありました。 各グループにいたリーダーやスタッフも、それぞれの子どものモチベーションの差に戸惑ったり、そんな子ども達を引っ張っていくのに苦しみ、とても貴重な体験ができたといっていました。一つのものを創り上げる。しかも、それは自分一人の力でするものではなく、仲間との協力や話し合い、ぶつかり合いがあって少しずつ出来上がっていくものです。今回、時間が足りない為に、ここまで深くは出来なかったかもしれません。ただ、こういった場を提供する。そして、普段も角子とのない時間を持つことが出来た事がとても重要だと思います。 しかし、実際一つ目の劇を見た時、正直驚きました。自分達だけの劇がしっかり出来ていたからです。その後に続いたどのグループも、個性・オリジナルな部分をよく考えて創っていて、見ていてとても楽しめました。中にはオリジナルの歌を作っているところもありました。子ども達のやる気と団結力がいかんなく発揮されていました。役を何かやった子どもは個性が本当に良く発揮されていたと思います。 劇以外にも、オリエンテーリングやカレー作りをしました。2日目の夜に緊張感を持って劇を行ったせいか、3日目のカレー作りは本当に楽しそうでした。 3日間を通じて、一つの事をやり遂げる喜びや達成感を子ども達が味わってくれていたら大変喜ばしく思います。また、最後まで一緒に頑張ってくれたスタッフも、今回のキャンプで何か得るものがあったのではないかと思います。 最後に、今回のキャンプを支えてくれた保護者の方々、スタッフの皆、千刈キャンプ場の皆さん、本当に有難うございました。 (2000.3.26/ブレーンヒューマニティーレクリエーション事業部代表 吉田督史) |