活動記録
新世紀!スケートしようっと 実施報告

 2月4日、私の予想をはるかに越える多くの子どもたちと一緒にスケートに行ってきた。自分としては、初めての実行総責任という大役を無事に果たせるのかという不安と興奮に包まれた一日であった。午前中、スケート場近くの公園でオリエンテーリングを行い、午後から子どもたち待望のスケートというプログラムであった。
 当初、班付リーダーのまわりにしがみついて、恐る恐る氷の上を滑っている子どもたちも、30分もすればかなり滑れるようになり、リーダーにしがみつくのではなく、ある子どもは手をつなぎ、ある子どもはリーダーを後ろから押しながら、本当に楽しそうに滑っていた。そんな子どもたちの姿を見ている時間こそが、当日まで準備してきた我々スタッフの疲れを忘れさせる特効薬であり、ボランティアをしていて良かったと感じることのできる瞬間なのだ。
 イベントを終えた今、私が大変うれしく思っているのは、今回のイベントにブレーンヒューマニティーのイベント初参加というスタッフが多く参加してくれたことである。私がブレーンヒューマニティーの魅力の1つとして強く感じるのは、異なる大学の先輩や後輩と、実に近い存在で、深い話ができることにあると思う。このようなことは、我々の生活の中でありそうでいて、ほとんどない。話ができたとしても、それは今度遊びに行く計画についてであったり、大学の授業についてのことだったりする。
 ブレーンヒューマニティーという1つの社会、そして組織の中で、スタッフ一人一人がその大きな機械の歯車になって、1つのイベントという大きな仕事に向かって、時に和やかに、時に激しく議論するということは、我々の将来にとって大きな利益であることは言うまでも無い。
 私は、これからも多くのスタッフがブレーンヒューマニティーの中で、一人でも多くの、自分とは異なる考えを持った人と接し、話し、互いに理解していって欲しいと願っている。

 最後に、このイベントに参加してくれた子ども達、ご協力いただいた保護者の皆様並びに、このイベントを支えてくれたスタッフ全員に、本当に感謝いたします。

(新世紀!スケートしようっと 実行総責任 田中 章雅)