山を登るということは決して楽しいことばかりではありません。ましてや日本一の高さを誇る富士山では、頂上にたどり着くまでに一度はつらい場面に遭遇するでしょう。しかし、それらを乗り越えて頂上にたどり着いたときの達成感は決して日常生活で味わえるようなものではありません。何か一つのことを成し遂げたときに得る「達成感」は自分への「自信」に繋がります。そして、その自信は新しいステップを踏み出す勇気を与えてくれます。たった6日間の体験が、あなたの今後の人生に大きな影響を与えてくれることとなるでしょう。
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この旅は不登校の中学生・高校生を対象としています。ブレーンヒューマニティーでは、不登校生徒への訪問学習支援活動「HEP」を1999年から行ってきました。この活動は専門家の先生から特別な研修を受けた大学生が不登校の子どもの家庭に訪問し、家庭教師として学習支援を行うというものです。この旅の運営を行う大学生スタッフも大半がこの研修を受けています。活動中、参加者と年齢の近い10名程度の大学生スタッフが参加者に親身になって寄り添い、不安なことがあれば何でも相談にのります。また、今回のプログラムは参加者8名程度という少人数で行われるため、大人数が苦手な人でも安心して活動することができます。
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人との出会いは偶然ではないのかもしれません。このイベントでは多くの人との出会いがあります。富士山に登頂したいという共通の目標を持った仲間との出会いはかけがえのないものとなるでしょう。また、参加者・スタッフ合わせて20名程度という少人数で6日間という時間を過ごす中で、一人一人としっかり向き合う時間をもつことができます。その仲間との関わりの中で、今までの日常では気付かなかった新しい自分を発見することができます。
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このプログラムは現地までの交通手段として貸切バスや新幹線などを使用するのではなく、青春18きっぷを使って鈍行列車のみを乗り継いで現地まで移動します。貸切バスや新幹線で行くほうが楽でいいと思うかもしれません。しかし、鈍行列車での旅には貸切バスや新幹線にはない良さがあります。のんびりと、列車から見える景色を眺めたり、仲間と交流を深めたりしながら旅の情緒をじっくり味わうことが出来ます。ゆっくりと気持ちを落ち着かせながら、5泊6日の旅を満喫します。
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世界に誇る日本のシンボル富士山。標高3776mから眺める景色は日常では決して味わうことのできない絶景です。特に山頂から見る御来光には感動を覚えるほどです。富士山の景色は私たちに自然の壮大さを気付かせてくれます。ここで見た風景はあなたにとって一生忘れることのできないものとなり、これからの自分を勇気付けてくれることでしょう。
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