TSU・NA・GI

●「ドリームキャッチャー」2  

 ここ二ヶ月、レクリエーション事業部では2つのデイイベントを行いました。1つは「いいことありそう」というみんなで歌を歌う企画。もう一つは「草刈りだ!ドッコイ」という草刈りをして、かかしづくりをするという企画です。両方とも今までのイベントにはない内容で、子ども達の評判もなかなかのものでした。
 ところで、5月に行った「田植えだ!ワッショイ」についてもそうだったのですが、参加した子ども達が圧倒的に女の子の方が多かったのでした。歌のイベントについては女の子の方が関心があるのだろうということで納得できるのですが、田んぼに関するイベントについてはどうしてだろうという疑問が残ります。
 田んぼに行ってドロドロになるような企画はどちらかというと男の子に人気だろうと私達は考えていたのですが、どうやらそうではないようです。私達が子どもの頃にはそのような企画は女の子には拒否されていたように思うのですが、今の子ども達の意識は私達が子どもの頃とはずいぶん違うようです。男の子、女の子に関わらず、みんなが楽しめる企画。これからはそんな企画を考えていかなくてはと思う今日この頃です。

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー
レクリエーション事業部代表
田村 明敏

TSU・NA・G第3巻第3号(2001/9/5発行)より