「こんなハズじゃなかったのに!?」。時は7月24日〜28日の5日間。私北村頼生は「自然体験リーダー養成講座」という国が推進するプログラムに参加しました。そこでの感想が先程の一言。 この講習を簡単に説明しますと、「環境を様々な視点からトータル的に見られる人をつくろう!」というのが僕の勝手な解釈です。ですから講座は、ネーチャーゲーム、バードウォッチング、野外炊事、自然探索、リーダー論、ハイキング、室内ゲーム等々様々。 また参加者も下は17歳の女子高生から、上は61歳のおじさんまでとても幅広い。キャンパー、教員、主婦、農家の方、高校生等、ステータスも様々。特記したいのは、この参加者全員がビックリするほど元気!個性が強い!ノリがいい!ということです。58歳のおじさんがパンツ一丁になって夢中で投網を投げ、魚を追いかける。?十歳のおばさんが、室内ゲームで大はしゃぎ。風呂後は、卓球でリラックスタイム。夜には、みんなで大宴会!?? 講習自体も、朝から夜まで40時間みっちりとありますが、それ以上にメンバーが濃かったことが毎日クタクタになった原因だと思います。5日間確かにハードなプログラムでした。しかしそれを忘れる程、「楽しさ」に溢れていた毎日。詳しい内容について、ほとんど書けないのが残念です。 ただ最後に伝えておきたいのは、1つは「このシステムがまだしっかりできていなく、模索段階であること。」実際私も自然体験リーダーの資格をもらえた訳ではなく、ただ講習修了証書をもらっただけ。現時点ではあまり効力を持ちません。2つ目は、「しかしこの講習を経て、自然に対してアプローチしている様々な要素・活動に対し広い視野を持つことが出来たこと。」そして何よりも3つ目。「様々な分野の方々とのネットワークをつくれたこと。そして、お互い良い影響力を持てたこと。」 そういった事を踏まえ、今回この講習に参加できたことにとても感謝しています。ただ行く前想像していたものとは、いい意味で違いました。それが、最初に記した「こんなハズじゃなかったのに!?」。 年内にもう一回あるそうなので、皆さんもいかがでしょうか?ファーブルになれます。おじさん・おばさん軍団と語れます。高校生とお友達になれます。いいですよ。まだまだお話したいですが、ここらで終わります。もし反響が大きければまたお会いできるでしょう。次回は、「参加高校生カップルもう誕生!!」「え!?ビニール袋で炊き込みゴハン!!?」の巻です。お楽しみに。 |
|
特定非営利活動法人BrainHumanity レクリエーション事業部副代表 北村 頼生 TSU・NA・GI 第2巻第5号(2000/8/20発行)より |