●ポレポレで行こう 13 ☆今号は、志水さんがお休みで、代わりにHEP事業部の落合由理さんが執筆してくださっています。 「私のポレポレ 〜If there’s a will, there’s a way.〜」 みんなが就職活動で自分の進む方向を決めていく中、私はその進む方向が見えなくなってしまった。そんな時、ある人と話していてハッとしたことがある。 私は今まで進路を選択する時、常に安全パイを作ってきた。そして同じように就職も考えていた。「そんな自分がイヤ。でも、安全パイを作らないということは出来ないんだよね。」って言うと、その人は、こう答えた。「安全パイを作るのは別に悪いことじゃないよ。リスクを考えるのは当たり前だって。ただどんな道を選んでもリスクは存在しているし、人生にホントの安全パイなんて存在してないじゃん。1つの道を選ぶってことは、リスクも一緒に背負うことなんだから。だから、俺は結局自分の好きなことをしようって思った。」 私は当たり前すぎて忘れてしまっていたことを思い出して、気が楽になった。目的地に辿り着くのは必ずしも最短距離がいいとは限らない。焦らずマイペースで行けばいいじゃん。 |
特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー HEP事業部・HEP講師 落合 由理 TSU・NA・GI第3巻第1号(2001/4/20発行)より |